ヘリの塗装も重要な作業

整備士整備士 福住の物語

飛行機や自動車、電車に至るまで、すべての乗り物はその形状と塗装によって認識されている。とりわけ塗装は重要だ。もしも
これらの乗り物に塗装が無かったらどうなるか、想像したことがあるだろうか。
そう、素材むき出しの無機質な金属の塊でしかなくなる。
かろうじて、その形状でその物体が"何か"を認識できる程度だ。
逆に色が塗られていれば人の認識力に訴えかけることができる。
たとえば電車。どこの鉄道会社のどこ路線で稼動しているか、塗装を見れば(地元の人や鉄道マニア)ならわかる。
つまり、塗装はメッセージになる。
自分は何の乗り物でどんなバックグラウンドがあるか。彼らは言葉を話すことはできないが、塗装があることで自己主張できるのだ。

東邦航空の整備士の一人、福住は当時入社1年目。ヘリの修理改造工事に際し、塗装の仕事を担当した。とあるテレビ局の生中継用のヘリに仕上げるためである。
実は機体が修理を終えて整備場に入ってくるまで、塗装することは知らなかった。
そこで初めて塗装することを聞いた福住は、納期が迫っている中で塗装に着手した。

東邦航空の整備士の一人、福住は当時入社1年目。ヘリの修理改造工事に際し、塗装の仕事を担当した。とあるテレビ局の生中継用のヘリに仕上げるためである。
実は機体が修理を終えて整備場に入ってくるまで、塗装することは知らなかった。
そこで初めて塗装することを聞いた福住は、納期が迫っている中で塗装に着手した。

福住の調整の甲斐あって、無事機体を送り出すことができた。
彼は整備士の中になっても異例の存在かもしれない。整備士は技術職であり、普段は機体と向き合う時間が長い。にもかかわらず、彼は人と
かかわる仕事もしたいという。
なぜならこの経験を通し、「機体を一機仕上げるのにたくさんの人が関わっていることを実感した」からだ。そして「また塗装業者にお世話になると思うので人との縁を大切にしたい」と続ける。
彼が目指すのは"なんでもできるマルチな整備士"だという。上司、
同僚、営業、外注業者と人の縁を大切にしながら仕事をしていけば、それは間違いなく実現できるはずだ。