熱意と情熱と努力が全ての原動力になる

営業営業マン 設永の物語

東邦航空の営業職は普通の営業職とは少し、いやだいぶ違う。
いうなれば、ディレクターの役割がメインだ。
顧客窓口、パイロットをはじめとするクルーの調整役、また天候の把握、機材や物資のチェックなど、一人何役もこなしながら、
分刻みのスケジュールで動かなくてはいけない。
しかもそれらの指示を出す人間はいない。つまり、自分で考えて動き、日々成長をしていかなければならない。

東邦航空の営業、設永の父は元防災ヘリの隊員だった。小さい頃から、そうした父親の働く姿を見ていた。その経験からヘリに関わる仕事に憧れ、誰よりも熱い気持ちで入社した。

ある年、彼はとある駅伝大会の仕事を担当した。
駅伝をTV放映するための映像を空撮する仕事だ。
テレビ局はもちろん、多くの関連機関、同業他社などとも協力し、駅伝という一つのコンテンツを作り上げていく。
空撮映像がないと、番組は地上からの映像のみで構成されるようになり、味気ないものになりかねない。
しかも駅伝は生放送なので、絶対に失敗できない。
前もってテレビ局に何度も訪れ、局のスタッフと入念な打ち合わせを行い、ついにリハーサルを迎えた。
しかし、リハーサルの飛行で設永をアクシデントが襲う。
搭載機材のトラブルが起きたのだ。
スポンサーであるTV局に少しでも安心してもらうために、トラブルが起きた状況を説明し、修理状況を逐一報告した。

そして迎えた当日、天候は曇り。完全な悪天候では飛行することは出来ないが、天気は持ちそうだという情報が入る。
駅伝等の中継では、ヘリは空撮の他に移動車からの映像電波を受信し、他の基地局へ送信する役割も担っている。
それゆえスポンサーからは天候が悪くてもフライトを求められることが多い。
設永は先に現場に向かい、パイロットに飛行経路上の天気状況をこまめに伝えた。
この熱意が通じたのだろう、パイロットは天気が悪い中でも、お客様が満足するフライトをしてくれた。
リハーサルで起こった機材トラブルも、整備士が迅速な対応でトラブルシュートをしてくれたお陰で、何事もなく仕事を遂行できた。
運航クルー、カメラマン、テレビ局、そして自分自身が一丸となって取り組む仕事の面白さ、やりがい、そして成長性は、どれを取っても東邦航空の営業ならではの魅力かもしれない。